工場情報
工場概要
- 事業所名
- 王子製紙株式会社 苫小牧工場
- 工場所在地
- 〒053-8711
北海道苫小牧市王子町2-1-1
- 操業年月日
- 1910年9月(明治43年)
- 資本金
- 3億5,000万円(2024年1月1日現在)
- 従業員数
- 567名(2024年1月1日現在)
- 事業内容
- 新聞用紙事業、洋紙事業およびパルプ製造に関連する事業
- 主要生産品目
- 新聞用紙、印刷用紙D、中質紙・SC紙、微塗工紙・軽量コート紙、段ボール原紙、特殊板紙
- 関連会社
- 苫小牧王子紙業、苫小牧協和サービス
●グループ会社
苫小牧共同酸素、苫小牧エネルギー公社、王子工営北海道
ホテルニュー王子、王子エンジニアリング
沿革
(苫小牧工場年表)
- 1910年(明治43年)
- 苫小牧工場操業開始
- 1949年(昭和24年)
- 過度経済力集中排除法により王子製紙株式会社を解体し、苫小牧製紙株式会社として発足
- 1952年(昭和27年)
- 王子製紙工業株式会社に社名変更
- 1960年(昭和35年)
- 王子製紙株式会社に社名変更
- 1993年(平成5年)
- 合併により新王子製紙株式会社に社名変更
- 1996年(平成8年)
- 合併により王子製紙株式会社に社名変更
- 2010年(平成22年)
- 苫小牧工場操業100周年
事務所
事務所内観
抄紙(しょうし)設備
パルプ設備
貯木場
送木水路
排水処理設備
工場全景
ごあいさつ
100年続く苫小牧工場、
100年後もこの地で
王子製紙株式会社苫小牧工場が歩みを始めたのは1910年。当時、日本では新聞用の洋紙を輸入に頼っていましたが、情報伝達の最重要ツールであった「紙」の国産化は日本の発展に必ずつながるという考えのもと、国内生産の大型拠点として苫小牧という地に新設されました。苫小牧はパルプの原材料となる山林に囲まれ、背後には紙づくりに欠かせない水を豊富に湛える支笏湖が広がる立地。その透明度の高い支笏湖の水を水力発電に利用できたこともこの地に工場が作られた理由の一つでした。
苫小牧工場は当社の国内拠点では最大規模。多種多様なパルプ設備や水力発電・バイオマス発電など多様な発電設備を備え、時代のニーズに合わせて生産品目を変化させてきたことも強みです。現在生産している新聞用紙やコミック用紙、段ボール原紙のほか、今後も木材由来の新製品開発を進めていきます。
紙づくりは木を活用するからこそ、我々は森を守り、育てていく義務があると考えています。こうした森の循環に加え、古紙を活用した紙の循環、豊富な水資源を活用する水の循環など、持続可能な社会へ貢献を果たしていきます。100年続く苫小牧工場は100年後も変わらずこの地で操業を続けてまいります。
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